切迫早産で嫁さんが入院5

4月14日 夕方

嫁さんの精神状態はボロボロだった。病棟の看護師さんも、そんな嫁さんを見て気を使ってくれて

『もっと週数が浅い人でも、37週まで頑張れた人達いっぱいいるよ〜』

と、勇気づけてくれた。不思議と看護師さんの言葉は先生の言葉とは違い、なんか勇気や希望をくれる言葉が多い。嫁さんもそうだけど、自分も希望、勇気が湧いてくる。

嫁さんは安静度が高い状態で、トイレもベッドの上。

そのため今まで頭も洗えてなかったけど、横になったまま頭を洗ってもらえることになった。すごいさっぱりしたみたいだけど、いくら横に向いた状態で洗髪しても、やっぱりお腹は結構張るみたいでドキドキしながらの洗髪だったみたい。

お腹が張りにくい体勢もあるみたいで、嫁さんは左向きが調子いいらしい。でもこの日はガンガンに張るみたいで、左向きでもガンガンに張ってる。パッと見ただけでも張ってるのが分かるぐらい・・・。あんまり張りすぎると次は

『マグセント』

と言う薬を使うみたいなんだけど、これが調べると恐怖の薬みたい。もちろん個人差はあるんだけど、切迫早産の人のブログを読んでると、みんなマグセントの副作用がヒドイみたい・・・。

切迫早産の原因も今のとこ分からないから、原因が感染とかだったらマグセントの点滴しても効かないことも多いみたいで、不安が大きくなる。

すでにウテメリンをMAXの4A30mlで点滴してて、手の震えも酷いのに。しかも張りにくい体勢が左向きで、ずっと同じ姿勢だから腰まで激痛になって、お腹も張って苦痛そうだった。マッサージしてもあまり効果ないみたい・・・。

こういう時、切迫早産で入院してる人のブログをよく見た。

見ると同じような人もいる。みんな薬の副作用や、痛みと戦ってる。

そんな人達のブログにとても勇気付けられた。

切迫早産で嫁さんが入院4

4月14日

救急車の後を追いかけて搬送先の大学病院に着いた。もともと入院してた時の荷物をまとめたスーツケースをゴロゴロろ引きながら深夜の救急受付に。

状況を説明し、すぐに電話でやりとりをしてもらい案内され病棟に行くと、すでに嫁さんが看護師さんやら先生達に囲まれていた。この時はすぐに出来る範囲の検査をしてもらい、先生達が状況判断をしていた。嫁さんは涙を流しながら検査を受けて、先生の質問に答えていた。この現状を目の当たりすると胸が締め付けられる。この時も自分は側に居て頭をなでてあげることぐらいしか出来なかった。

そして検査を終えて先生の話が始まった。あまりにもショックであまり覚えてない。なんとなく覚えているのは、『陣痛が始まって産まれちゃってもおかしくない』って状況。他にも妊娠性糖尿病とか色々な可能性がある。そして今、出来るだけの事をしていく。嫁さんも自分もショックが大きすぎた。そして嫁さんは自分を責め始める。言葉にしてはいないが表情や泣いてる姿を見ればすぐにわかる。でも先生達は、『ここは大学病院だから先生や看護師の人数も多いし、設備も整ってるから、すぐに最善の対応が出来るから』と自分たちを勇気づけてくれた。このあと

MFICU(母体胎児集中治療室)への入院の説明や手続き。

かなり事細かに嫁さんへの質問や確認が続いた。時間にして20分とか、それ以上かも。さすがにこんな状況でこんなに質問責めになってるのを見ると、そんなに聞くのはやめてくれ!って思った。でも事細かに聞くのにも、ちゃんと理由はあるし、看護師さん達も無駄な行動や言動もない。それどころか嫁さんに対してとても優しい言葉をかけてくれる。女性目線での言葉は、嫁さんにとってとても嬉しく、ありがたかったと思う。この時、ここの病院は先生も看護師さんも、頼りになる人たちだと思った。

入院手続きが終わり、自分も嫁さんも病室へ。

そして自分もこの日は病院に泊まることになった。自分は仕事の同僚に連絡し、仕事は休ませてもらうことにした。この時は二人とも疲れ切ってこの時のことをあまり思い出せない。それでも確か、自分は簡易ベッドが用意されるとそのまますぐに寝てしまってたらしい・・・

嫁さんは不安で不安できっと寝れてなかったと思う。申し訳ないことをしてしまった。

でもクヨクヨしてても仕方ない。とにかくこれからは、嫁さんのためにも、お腹の赤ちゃんのためにも、自分も出来る限りのこと頑張ろう。

 

切迫早産で嫁さんが入院3

4月13日

嫁さん朝から食欲が全く無いみたい。普段はそこらへんの男性より食べるんじゃないかなっていうくらい食べる時もあるのに。たぶん点滴もしてるし、ベッドの上で安静にしてるうえに、お腹が大きくなってきて胃が圧迫されてきてるらしい。

この時は子宮が下に降りてきてて、それが危険らしいんだけど、安静にしてるから子宮が少しづつ上がってきて、胃も一緒に上がって圧迫される。とのこと。

それでも張りが落ち着いてきたのか、ウテメリンの量が2A30mlから2A25mlに減ったみたい。でもお腹の張りが酷くなるようならまた戻すと・・・強い薬だからなるべくは多く入れたくはないけど、張りを抑えないと陣痛が始まっちゃうし・・・。

こういう時、本当に夫として何も嫁さんにしてあげられないのが悔しい。

さらに悔やまれるのが沖縄旅行。自分たちがちゃんと調べて知識を持っとかないといけなかったんだけど、

お腹が少しでも張ったら横になって休まないといけない。

歩き過ぎもダメ。

当たり前で、みんな常識的な事なんだろうけど、こういう事態になるまでは、嫁さんも少し休めばおさまるし、痛みもないし、せっかくの旅行だからとお互いに沖縄を満喫してしまっていた。知らず知らずのうちに身体には負担がかかってた。

これは本当に悔やまれる。後悔しても遅いけど、もしこの日記を妊婦さん、もしくは妊婦さんの旦那さんが読んでくれてるなら、絶対に無理せずに自分が思ってる以上に安静にしてて欲しい。

話が少しそれちゃったけど、お昼ご飯。あんまり食欲がないみたいで、おかずは全部食べれたけど、お米は食べれなかったみたい。全く食べれないわけじゃなさそうでよかったけど、少し心配になる。

夕方、自分の仕事が終わり病院へ。

夕方からお腹がよく張るようになってしまい、NSTをつけたり、ウテメリンの量が2A30mlになった。それでも張りはおさまらなくて15分と10分間隔で張ってる状況。一番短い間隔の時は5分とかもあった気がする。この時、なんどもなんども看護師さんが病室とナースステーションを行ったり来たり。看護師さんが先生と連絡を取り合ってるらしく、このあとウテメリンの量が一気に4A40ml。自分と嫁さんは何が起きてるのかあまり理解できてない状況だった。

先生はこの時、病院に居なかったみたいで看護師さんからの連絡で時間外にもかかわらず自宅から病院に来た。病室に来るなりすぐにエコーしながら、『設備の整った大学病院へ搬送する』と言った。

自分と嫁さんは、え?搬送?

この時、かなり危機的な状況になってるのを悟った。

そして搬送の準備が始まった。もう絶対安静。おしっこの管もつけられて看護師さんに色々と説明を受けた。この時はもう夜の22時くらい。このあと救急車が病院に到着して救急隊員が病室にやって来た。ストレッチャーに乗せられる嫁さん。見守ることしかできない自分が情けない。何かしてあげたいけど、何もしてあげられない。常に話しかけてあげることしか出来なかった。

そして嫁さんは救急車に乗って大学病院へ向かった。

自分も車に乗り込んで救急車を追いかけて大学病院へ。

切迫早産で嫁さんが入院2

思い出しながら書いてるので詳しくは書けないと思いますが、思い出せる限りで書きます。

入院してから点滴に入れてる張り止めの薬。

ウテメリン

調べてみるとこの薬は子宮の筋肉内の交感神経に働きかけて、子宮の収縮を抑える薬だそうです。切迫で入院してる人は、ほぼこのウテメリンをするみたいです。でもこのウテメリンという薬は人によっては副作用が強いみたいです。

主な副作用は

動悸・頻脈・ほてり・手指の震え・吐き気・頭痛・めまい・ふらつき・だるさ・息苦しいなど、色々あるみたい。

 

4月12日

仕事が終わり嫁さんの病院へ。嫁さんに調子はどう?と聞くと

嫁さんは『動悸がやばくて、胸を強打したような、殴られたような痛みがあって全然寝付けなかった』と・・・。

やはりウテメリンは強い薬みたいで副作用も強いから、これからが心配になる。そんな中、嬉しかったことも。お腹の張りをみるNSTという機械を着けてる時に、同時に赤ちゃんの心音もとるみたいで元気よく動いてる赤ちゃんの心拍。これを聞いた時は嫁さんも自分も少し安心した。元気よく動き回ってるみたいで、モニターをしてる最中は安定して心拍がひろえないくらい。

あとは採血の結果、コレステロール値が高かったみたいで、油ものばかり食べちゃダメだと怒られたみたい。確かに入院する前に2人で沖縄へ旅行に行き、ここぞとばかりに食べてしまったのを思い出した。少しは気を使いながら食事をしてたつもりだったけど、自分たちの考えが甘かったなぁと反省。

そんな今までの食事とは打って変わって病院食は必要な栄養バランスがとれるし、入院した病院の食事はとても美味しいらしく、食べるのも楽しみみたい。

切迫早産で嫁さんが入院することに

4月11日。

嫁さん朝から仕事に向かい、お腹の張りもたまにあったみいたい。(この時、嫁さん妊娠24週)普段は自分達の住んでいるアパートの近くのクリニックに受診してたけど、メールでのやり取りの中あまりにも張ってくるからと嫁さんの働く病院を受診(嫁さんは看護師をしています)すると先生からは、

今このまま即入院か、いつものクリニックへ行き受診して!

と言われたらしく、しかも車の運転もダメで誰かに迎えに来てもらえって・・・

スグに病院まで迎えに行けなかったし、状況的にも即入院って言われたら大変なことが起きちゃったのかと心配になり、そのまま嫁さんの働く病院に入院することに。

自分もサラリーマンをしているので、上司に状況を説明して定時で帰らせてもらい、嫁さんとのメールでのやり取りで必要な物とか無我夢中で準備。その間もお腹の中の赤ちゃんは大丈夫かな?と心配してたけど、嫁さんからのメールで『元気に動いてるよ』と。さらに『点滴したら張りがおさまってきた』これを見てちょっとだけ気は楽になった。この時の点滴の薬はウテメリン。2A30

急いで病院に向かい病室へ行くと、ちょっと不安な表情をしてる嫁さん。そして嫁さんの両親も既に駆けつけてくれていた。嫁さんが働いている病院だから知ってる看護師さん達も様子を見にきてくれたりしていた。とにかく赤ちゃんも元気に動いてるし、張りもおさまってきたし、本当によかった。嫁さんと薬(ウテメリン)の効果ってスゴイね!とか、色々話をしたり。

この時は嫁さんも自分も長くて一週間ぐらいの入院かなぁと軽く思っていた。